登記簿上別個の土地とされている数筆の土地を1筆の土地とする登記です。数筆の土地の上に建物を作りたいときなど建設する用地が細かく分筆している状態では建築確認申請書を作成したり、土地を売却したりするときに分筆された数だけの登記事項証明書(登記簿謄本)が必要となります。土地図面も複雑になります。そこで数筆の土地を一まとめにして利用し易くします。
ただし、合筆には以下の制限がありますのでドン土地でも合筆できるわけではありません。
① 所有権の登記以外の権利がある場合
② 所有権の登記ある土地とない土地
③ 持分の登記ある土地とない土地
④ 字を異にする土地
⑤ 接続しない土地
⑥ 所有者を異にする土地